上機嫌でいこうw

松かさの生活と意見ほか

金スマ・3年B組金八先生特集

おはようございます。

昨夜は(7/1)20時からのTBS『金スマ』でやっていた『3年B組金八先生』特集を見てました(後半は、石井ふく子さんの特集でした)。

www.tbs.co.jp

 

3年B組金八先生 - Wikipedia

 

私の世代では、「いわずもがな」という感じですが、第8シリーズが終わったのが2011年。さすがに「知らない」人も出てきているだろうと思って、上記のURLを紹介しておきます。

第1シリーズの放送があったのが1979年度でしたから、実のところ最初の3B生は1963年度生である私達の1学年下。ですので、当時の私たちとしては「ドンピシャ」だったわけですね。以来32年間、断続的に第8シリーズまで制作されました。

最も印象的だった生徒を挙げますと、第2シリーズの「加藤優(直江喜一)」と、第6シリーズの「鶴本直(上戸彩)」になります。

 

■第2シリーズ(1980年度)

この学年のテーマは「校内暴力」。世間の中学校でも「事件」が頻発していました。冒頭、荒谷二中から加藤が転校してきます。加藤は「腐ったミカン」として放り出された問題児でした。転校初日から、加藤は3B生と衝突して暴力沙汰を起こしてしまいます。転校の経緯を知った金八は、全身全霊で加藤にぶつかっていき、加藤も徐々に心を開いていきます。

しかし、まもなく卒業式という日、荒谷二中の生徒たちに担ぎだされ、荒谷二中の校長と生徒指導の担当教師に教育方針が間違っていたことを認めさせようとして放送室に立てこもるという騒動を起こしてしまいます。

果たして、校長たちに誤りを認めさせた加藤たちでしたが、荒谷二中側は警察を招き入れ、加藤たちは手錠をかけられて連行されてしまいます。

ここでかかっていた歌が、中島みゆきの『世情』。屈指の名場面といえるでしょう。

 

■第6シリーズ(2001年度)

このシリーズで取り上げられたのが、「性同一性障害」と「報道被害」。特に、性同一性障害の当事者を演じた上戸彩の演技が光りました。

 

■定点観測としての「金八先生

一度、第1シリーズから第6か7シリーズまでを、一気に再放送していたことがあったのですが、その時に思ったのが、「桜中学」という地域拠点を中心とした東京の下町(荒川周辺)についての定点観測を、30年にわたって行ってきたのもまた、この金八シリーズだったと思うのです。

確かに、その時々で「タイムリー」とも言える社会問題に切り込んでいったのですが、1970年代末から2010年代までの30年、地域に根をはったドラマとして世情や風俗を切り取っていったのが、金八シリーズだったと言えましょう。

第1シリーズでは、高校に進まず、家業を継ぐことになった生徒が出てくることから、この地域は零細の商業・工業でまかなわれていた地域だったことがうかがえます。これは、第2シリーズでも、加藤が就職する先が工場であることも傍証として挙げられるでしょう。

しかし、シリーズを経る毎に人口の流入があって高層マンションが立ち並ぶようになり、街の様子も変わっていきます。

思えば、この番組が放送されていたのは、バブル経済を挟んで、日本の「光景」が一変した時期であったのだと思っています。こうした観点から見てみると、このシリーズは貴重な記録としての価値を持っているのだと思います。

以上、昨夜の金スマを見て感じたことをまとめてみました☆