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上機嫌でいこうw

松かさの生活と意見ほか

最近の見聞録から・『不平等との闘い』(文春新書、7月24日)

こんばんは。

今月は、わりとサクサク本が読めています。身についているかは、全く心許ないのですがw

さて、今回も、読了して管理サイトに投稿したものを転載させていただきます。 

=== 

ルソー×スミスの、「平等か、成長か」問題の淵源から、最前線のピケティまでを概観する。

資本主義経済、すなわち市場経済の下での不平等についての問題を、「成長」か「平等」かをめぐっての議論として、ルソーとスミスの過去にまで遡っての解明を試みたものである。

「不平等の起源は、社会を営んでいるそのことに内在する」とするルソー的スタンスと、「(市場に委ねれば)全体としての生産が向上し、(いわゆる)貧困層までを含んだ全体の生活水準が引き上げられる」というスミス的スタンスとの対比から論考が始まる。

その後、マルクス新古典派経済学を経て、近年の「不平等ルネサンス」(20世紀後半以降における、先進国内での格差と貧困の問題についての関心の再燃)とピケティの議論までを一瞥している。

これを読むまでに、『100分de名著 エミール』、メディアワークス版『エミール』(まんが版)といった、ルソー関連の本を読んでいたので、これはいけるかなと思っていたけど、そうはいかなかったw

労作と思うのだが、いかんせん私の読解力がついていかなかった。捲土重来を期したい。Kindleで読了。